夏休みこそ、規則正しい生活を
- 2024年07月27日
診療所の花壇に赤いハイビスカスが咲いています。 ハイビスカスはアサガオと同じで「一日花」と呼ばれ、一輪の花が咲いて萎むまで、およそ一日しかありません。色鮮やかに元気に咲いていますが、繊細な花でもあります。 毎日水をあげるのが楽しい院長の岡です。
「歯みがきをきっちりしていれば、むし歯にならないのか?」と疑問に思った歯科医師が、自分の子どもに歯みがかをさせない実験を行ったという本を読みました。歯はみがかず、食事は日本の伝統食で間食はしない(誕生日等、特別な日を除いて)という状況での壮大な実験でした。
結論から言いますと、むし歯はできませんでした。大切なのは、「なに」を「どう」食べるかが問題であるということです。日本食のすばらしさ、そして食生活を見直すことがむし歯をなくし子どもの健康を守る、という内容でした。ただ、歯周病の予防には歯みがきは必要で、青年期以降は歯みがきをしてくださいと結んでいます。
いつも日本食で甘い物はダメという生活は現実的ではありませんが、子どもの食生活を見直してみてはどうでしょうか。
この本の著者、黒沢誠人先生が提言している「むし歯予防3箇条」
1.おやつは時間を決める
2.夕食前の1時間は飲食しない
3。甘い飲み物を冷蔵庫に買い置きしない
1と3は、だらだらと甘いものを食べないようにするために。喉が渇いたら麦茶にしましょう。2はお腹を空かしてご飯をしっかり食べ、間食をしないために。子どもが家にいる夏休みの今こそ実践してみませんか。